経済

リボ払い(リボルビング払い)

今月のカード代の一部だけ払って残りは翌月に回す、魔法のような仕組みに見えますが、実際はそのまま借金として残り、高い利息がつく「ツケ」の取引です。

定義

韓国のクレジットカードでは、決済代金の一部だけを先に払い、払えなかった残りを翌月以降に繰り越して後から返すリボルビング払い(韓国の正式名称は「一部決済金額繰越約定」)があります。延滞を防げる利点はありますが、高い手数料率の利息がつく、実質的な借り入れです。

カード代の爆弾を先送りする錯覚

今月100万ウォン(約10万円)分の買い物をしたのに、口座には30万ウォン(約3万円)しかなくて途方に暮れた経験はありませんか。そんなとき、カード会社が「10万ウォンだけ先に払って、残りは来月以降にゆっくり返してください」と持ちかけてくる支払い方法があります。韓国での正式名称は「一部決済金額繰越約定」ですが、一般にはリボルビング(リボ払い)と呼ばれます。

今すぐ口座から出ていくお金が少ないので、まるで支出を節約できたかのような錯覚に陥りやすいのです。でも、守れたのは口座の残高が一時的に減らないことだけで、カードで使ったお金そのものは少しも減っていません。返さずに残した90万ウォンは、そのままカード会社から借りた借入金に変わり、来月の請求書へ回っていきます。

問題は、来月も新しい支出が続くということです。先月先送りした借金の上に、今月新しく使ったカード代がそのまま積み上がり、返すべき元本のかたまりが雪だるまのようにどんどん大きくなっていきます。

恐ろしい高金利と信用スコアの低下

リボ払いは、カード会社が好意で用意してくれた無料の特典ではありません。カード会社は、代金の支払いを翌月に回してあげる代わりに、韓国の法定上限金利(年20%)に近い、年15〜19%台というとても高い手数料を取るのが一般的です。銀行の信用ローンの金利と比べると、3倍前後も高い水準です。

もう少し正確に言うと、リボ払いを申し込んだ瞬間、私たちはカード会社から超高金利の短期ローンを毎月更新しながら借りているようなものです。残りの元本を早く片づけないと、毎月高い手数料がつき続け、新しく使ったカード代もまた繰り越されて、借金を返すのがどんどん難しくなります。

さらに、信用スコアにも悪い影響があります。金融機関は、リボ払いをよく使う人や繰越額が増えていく人を、「お金が足りなくてカード代を先送りしている人」とみなし、より危険だと評価することもあります。その結果、信用スコアが下がって、あとで銀行から融資を受けにくくなる可能性があります。

いつ使い、どう抜け出せばいいの?

では、リボ払いは絶対に使ってはいけない危険な制度なのでしょうか。急な事情で口座の残高が底をつき、カード代が1日でも延滞しそうな危機に陥ったなら、当面のしのぎとして使う価値はあります。延滞の記録が残ると金融生活に大きな打撃を受けますが、リボ払いを使えば、正式な延滞状態を避けられるからです。

ただし、これはあくまで火を消すための非常口にすぎません。翌月に収入が入ったり口座に余裕ができたりしたら、すぐに支払い比率を100%に変更して、残高を全額返済するのが安全です。

カードを発行したときにリボ払いに加入していることに気づかず、そのままにしている人もいます。今すぐカード会社のアプリを開いて、自分の支払い方法がリボ払いになっていないか、支払い比率が100%未満に下げられていないかを確認してみることが大切です。

よくある誤解

誤解

リボ払いを申し込んでおけば、カード代が割引されたり減額されたりする特典になる。

事実

お金を減らしてくれるのではなく、返す日を先送りする代わりに、年15〜19%台の高い利息を払う高金利の借り入れです。

誤解

リボ払いは、無利息の分割払いと似たサービスである。

事実

分割払いは決まった期間で金額を分けて返すものですが、リボ払いは毎月の残高全体に高い利息が積み上がり続ける仕組みです。

日常で出会う場面

  1. カード代200万ウォン(約20万円)のうち20万ウォンだけ支払い、残りの180万ウォンを翌月に回すと、年17%程度の高い手数料が請求されます。

  2. 口座の残高が足りず延滞の危機にあるとき、数日間だけ信用スコアの低下を防ぐ非常手段として利用します。

つまり ひとことで

リボ払いはカード代の一部を先送りして延滞を防いでくれますが、超高金利の利息がつく借金であることを、必ず覚えておきましょう。

この概念が登場するストーリー

作成 2026-06-06 更新 2026-10-16 検証 2026-10-16